注文住宅は慎重に検討

資金計画は、注文住宅だけに限ったことではなく様々な場面で必要になります。先ずは、希望する土地の広さと、延べ床面積の検討を行ってください。土地の価格は、場所によって異なりますので、資金計画の大きな要因となります。

注文住宅を建てる際の頭金ですが、建築費用の2割程度と言われていて、これも借入しなくてはならない場合は、計画に無理が生じますので、貯蓄完了まで時期を延ばした方がいいでしょう。また、注文住宅ができ上がり、そこでの生活が始まると、月々の住宅ローンの返済や大きくなって来る子供の教育費それに病気や怪我に対する備えは、必ず必要ですから、注文住宅を建てる前に考えておくべきです。住宅ローンを借りる際の基準は、年収の5倍までと言われていますが、この借入額を満額借りることは避けた方がいいでしょう。今現在の家計費をそのまま反映させて、シミュレーションし、10年に一度程度住宅のメンテナンス費用が必要になります。

実際には年収の10倍近くまで借り入れることは可能ですが、この様な住宅ローンを設定した人は、中途で家を明け渡さなければならないような状態に陥ります。いくらマイホームが欲しくても無理をして建てる必要はないと思います。

注文住宅で諸費用考慮

注文住宅を建てると必要になるのが費用ですが、この費用は3種類に分類することができます。それは、土地購入代金と注文住宅建築代金それに双方に係る諸費用というものです。通常諸費用は、建築費の10%と言われていますが、注文住宅を建てようとする場所や土地によっては、余分な費用がかかることになります。

諸費用を考えると、「土地の購入」では、1千万円以下なら5千円で、5千万円以下なら1万円それを超えて1億円以下なら3万円の印紙税を契約書に貼り、不動産業者には仲介手数料として、「物件価格×3%+6万円」と消費税を払わなくてはなりません。注文住宅が完成すると、建物の所有権保存登記や建物の所有権移転登記それに土地の所有権移転登記が必要で、住宅ローンを組んでいれば、抵当権設定登記も同時に行わなくてはならないのです。これらにも法務局の印紙税が必要で、登記代行手数料がかかってきます。

そして、状況によって必要になるのが、地盤調査費やガス・給排水工事は、公共のものと接続する費用で、地盤が悪ければ、地盤改良工事費が必要になるのです。これ以外に確認申請料や竣工検査料それに住宅瑕疵担保責任保険加入がありますが、建築業者が負担すべきものと考えます。

注文住宅の費用

注文住宅でも建売住宅でも、ハウスメーカー毎に、凡その建築費は決まっています。木造
や鉄筋コンクリート造によっても施工単価は異なりますし、木質パネルやツーバイフォーそれに鉄骨系プレハブや軽量鉄骨大型パネルなど、工法によっても異なるのです。

もう一つ知っておいて欲しいのは、地域によって異なるという点だと思います。同じ東京都内で注文住宅を建てるにしても、都心部と多摩地区とでは大きく建築費が異なるのです。例えば、木造の注文住宅を神奈川県で家を建てると、坪当たり53万円で、大分県で建てると、坪当たり47万円となり、6万円の差が生じます。これは、延べ床面積で算出されていますので、40坪の注文住宅なら、240万円の差となるのです。これらは、相場から見た考え方で、実際に建築する時の判断にご使用ください。注文住宅の場合、建築する土地の確保も必要になります。分譲地のように用地境界がはっきりしていれば問題はないのですが、用地境界が定かでない土地の場合、確定測量を行い隣接地の同意を取り付ける必要があることも出てくるのです。場合によっては、地積更生も必要になります。

参照ページ…埼玉県や群馬県など東京近郊で注文住宅を建築している「アルネットホーム」

注文住宅を建てる際、土地の価格と広さによって大きく左右されますから、「売り地」の看板を見つけたら、そこに記入されている不動産業者を訪ね売価を聞くことです。そして、手の届きそうな範囲なら、価格交渉をして下さい。売却を急いでおられる方や何年も売却先が見つかっていない方の場合、商談が成立することもあります。